ダイバーシティ
「ダイバーシティ」
最近よく耳にしますが、日本語では「多様性」
多様性(たようせい)とは、幅広く性質の異なる群が存在すること。性質に類似性のある群が形成される点が特徴で、単純に「いろいろある」こととは異なる。出典 多様性 - Wikipedia
なぜか日本国内にいるとピンとこないのです。
島国である日本は大陸国と違い、独自の文化を発展させてきたという素晴らしい一面がありますが、こと多様性に関しては耐性がないように思えます。
昔から日本は、右に倣え精神が今も尚根づいているからです。
地理的な問題もあるのでしょうが、時はもう21世紀です。
今時自国の歴史のせいにしてはいけません。
日本人は皆と同じ行動をとる事や他者と比べる事で物事を判断する事が多いように思います。
皆が大学に行くから進学し、皆が就職をするから就活し、皆がランチに行くから一緒に食べ、皆が残業するから帰らない、皆が常識だというからそれが常識になり、皆と同じ行動をとる事がさぞ社会人の義務かのように謳う。
そのような時代は終わりに近づいています。
自分を主張し、行動していくと最初は必ず批判されます。何故なら上記のように過ごしてきた人が沢山いるからです。
そしてこれらの行動こそが正しいと疑わないからです。
勿論否定はしませんが、私はそのように生きたいとは思いません。
先人の知恵はありがたいですが、自らの生き方を常識という小さな物差しでは測られたくないですから。
教育にも、仕事にも、恋にも結婚にもルールなんてないのです。
学校に行けない、行きたくないなら海外の様にホームスクールしても良いじゃないですか。
職場に大卒、高卒、中卒、外国人、健常者、障害者、LGBTなどいろんな人が居て良いじゃないですか。そもそもこのように区別するような言葉でしか表現できない私自身もまだまだ多様性に欠けているのでしょう。
何回転職したって良いじゃないですか。(会社的には転職回数の少ない従順な人間が良いのでしょうが)
夫と妻のどちらが働いてもいいじゃないですか。いきなり仕事辞めて夫婦で旅に出ても良いじゃないですか。
大事なのは、他人と比較してどうかではありません。
自分と家族が幸せかどうかです。
人生は1度しかない。本当に1度しかないんです。
他人の目を気にして生きるほど余裕あるんでしょうか。私にそんなこと時間が勿体なくて出来ません。
やりたいことがあるならまず言葉にしてみるべきです。
周りなんか気にせずにチャンスがあるなら手を挙げるべきです。
本当に正しいと思うなら貫き通すべきです。
「多様性」
ひとりひとりが輝けるような場所が沢山増える事を願います。
私自身そのような場所を作りたいと思っております。
日本って素敵な国だと思いますから。